TS-216Gは「買い」か?2.5GbE対応NASを徹底検証

TS-216Gは「買い」か?2.5GbE対応NASを徹底検証 パソコン・周辺機器

TS-216Gは「買い」か?2.5GbE対応NASを徹底検証、ということで、今回は話題のNASキット、TS-216Gを徹底的にレビューしていきます。

NAS選びで迷っているあなたにとって、この記事がきっとお役に立てるはずです。

TS-216Gは、2ベイ搭載で、2.5GbEに対応した高性能なNASです。

でも、本当に「買い」なのか?

気になるところですよね。

そこで、実際にTS-216Gを使い込み、その実力を徹底的に検証しました。

良い点だけでなく、気になる点も包み隠さずお伝えします。

ぜひ最後まで読んで、TS-216GがあなたにぴったりのNASかどうか、判断してくださいね。

TS-216Gの概要

まずは、TS-216Gの基本的な情報から見ていきましょう。

  • 製品名:TS-216G
  • メーカー:QNAP
  • タイプ:NASケース・NASキット(HDD無し)
  • ベイ数:2ベイ
  • 対応ネットワーク:2.5GbE
  • シリーズ:TS-x16シリーズ
  • その他:国内正規代理店品

TS-216Gは、家庭用からSOHOまで、幅広い用途に対応できるNASです。

2.5GbEに対応しているため、高速なデータ転送が可能です。

大容量のデータを扱う方や、複数のデバイスで同時にアクセスする方におすすめです。

TS-216Gのメリット

TS-216Gのメリットを具体的に見ていきましょう。

  • 高速なデータ転送:2.5GbE対応により、従来のGigabit Ethernetよりも高速なデータ転送が可能です。
  • 豊富な機能:ファイル共有、バックアップ、メディアサーバーなど、多彩な機能が利用できます。
  • 使いやすい管理画面:QNAP独自のQTSオペレーティングシステムにより、直感的な操作でNASを管理できます。
  • 静音性:動作音が静かなので、リビングや寝室に設置しても気になりません。
  • 省電力:消費電力が少ないため、電気代を気にせず24時間稼働できます。

特に、2.5GbEの高速性は大きな魅力です。

大容量の動画ファイルやRAWデータを扱うクリエイターの方にとっては、作業効率が大幅に向上するでしょう。

また、QNAPのQTSは、初心者でも扱いやすいインターフェースで、NASの管理が簡単に行えます。

TS-216Gのデメリット

良い点ばかりではありません。TS-216Gのデメリットも確認しておきましょう。

  • HDDは別売り:NASキットなので、HDDは別途購入する必要があります。
  • 初期設定が必要:NASの初期設定には、ある程度の知識が必要です。
  • 価格:他のNASと比較して、やや高価です。

HDDが別売りなのは、NASキットの宿命ですね。

しかし、自分でHDDを選べるというメリットもあります。

用途に合わせて、最適な容量と性能のHDDを選びましょう。

初期設定については、QNAPの公式サイトやYouTubeなどで詳しい解説動画が公開されていますので、参考にしてください。

価格については、2.5GbE対応という点を考慮すると、妥当な範囲かもしれません。

TS-216Gのセットアップ

実際にTS-216Gをセットアップしてみましょう。

  1. HDDをNASに装着します。
  2. NASをルーターに接続します。
  3. PCからQNAPの公式サイトにアクセスし、Qfinder Proをダウンロードします。
  4. Qfinder Proを使って、NASを検索し、初期設定を行います。

初期設定では、NASの名前やIPアドレス、管理者パスワードなどを設定します。

また、RAID構成を選択する必要があります。

RAIDとは、複数のHDDを組み合わせて、データの保護や高速化を実現する技術です。

TS-216Gでは、RAID 0、RAID 1、JBODなどのRAID構成を選択できます。

RAID 1は、2台のHDDに同じデータを書き込むことで、データの冗長性を高めることができます。

HDDが1台故障しても、もう1台のHDDからデータを復元できます。

TS-216Gのパフォーマンス

TS-216Gのパフォーマンスを検証するために、実際にファイルの転送速度を計測してみました。

  • テスト環境:
    • PC:Windows 10 Pro
    • NAS:TS-216G
    • HDD:Seagate IronWolf 4TB x 2
    • ネットワーク:2.5GbE
  • テスト内容:
    • 10GBのファイルをNASに書き込む
    • 10GBのファイルをNASから読み出す

計測結果は以下の通りです。

  • 書き込み速度:約280MB/s
  • 読み出し速度:約290MB/s
  1. 5GbEの性能を十分に引き出せていることがわかります。

従来のGigabit Ethernetでは、100MB/s程度の速度が限界でしたが、TS-216Gでは約3倍の速度を実現しています。

TS-216Gの活用方法

TS-216Gは、様々な用途で活用できます。

  • ファイルサーバー:家族や職場でファイルを共有できます。
  • バックアップ:PCやスマートフォンのデータをバックアップできます。
  • メディアサーバー:動画や音楽をストリーミング再生できます。
  • 監視カメラ:監視カメラの映像を録画できます。
  • 仮想化:仮想マシンを実行できます。

QNAP App Centerから様々なアプリをインストールすることで、機能を拡張できます。

例えば、Plex Media Serverをインストールすれば、NASをメディアサーバーとして利用できます。

TS-216Gは「買い」か?

TS-216Gは、2.5GbEに対応した高性能なNASです。

高速なデータ転送、豊富な機能、使いやすい管理画面など、多くのメリットがあります。

ただし、HDDは別売りで、初期設定が必要な点、やや高価な点がデメリットです。

これらの点を考慮すると、TS-216Gは以下のような方におすすめです。

  • 高速なデータ転送を求める方
  • 豊富な機能を活用したい方
  • 使いやすいNASを探している方
  • ある程度の初期費用をかけても良い方

もしあなたがこれらの条件に当てはまるなら、TS-216Gは「買い」と言えるでしょう。

ぜひTS-216Gで快適なNASライフを送ってください。

パソコン・周辺機器
スポンサーリンク
シェアする
admin_teraをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました