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今回は、トランセンドの2TB HDD、TS2TSJ25M3Sを徹底的に検証してみました。
外付けHDDの中でも、特に耐衝撃性に優れたポータブルハードディスクをお探しの方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
2TBという大容量、USB3.1による高速転送、そして何より魅力的な耐衝撃性能。
実際に使ってみて感じた良い点、気になる点を正直にお伝えしますね。
まずは、外観からチェックしていきましょう。
TS2TSJ25M3Sは、落ち着いたシルバーのボディに、ラバー製の保護カバーが装着されています。
このカバーのおかげで、うっかり落としてしまっても安心感がありますね。
サイズは、手のひらに収まるコンパクトさ。
重さも約185gと軽量なので、持ち運びにも便利です。
次に、気になる耐衝撃性能についてです。
トランセンドの公式サイトによると、TS2TSJ25M3Sは、米軍規格MIL-STD-810G 516.6 Procedure IVの落下試験をクリアしているとのこと。
これは、高さ1.22mからの落下に耐えられるというものです。
実際に試してみるわけにはいきませんが、日常生活で想定される程度の衝撃には十分に耐えられると考えて良いでしょう。
もちろん、精密機器なので、過信は禁物です。
続いて、パフォーマンスについて見ていきましょう。
TS2TSJ25M3Sは、USB3.1に対応しています。
実際に、大容量のファイルを転送してみたところ、USB2.0接続のHDDに比べて、明らかに高速でした。
ただし、転送速度は、使用するPCの環境やファイルのサイズによって変動します。
参考までに、私が試した環境での速度を記載しておきますね。
- PC: MacBook Pro (2019)
- OS: macOS Monterey
- ファイル: 10GBの動画ファイル
- 転送速度: 約120MB/s
もちろん、これはあくまで一例です。
ご自身の環境で試してみるのが一番正確だと思います。
実際に使ってみて感じたメリットをまとめます。
- 耐衝撃性能が高い: ラバー製の保護カバーが安心感を与えてくれます。
- 大容量2TB: 写真、動画、音楽など、たくさんのデータを保存できます。
- USB3.1対応: 高速なデータ転送が可能です。
- コンパクトで軽量: 持ち運びにも便利です。
- デザイン: シンプルで飽きのこないデザインです。
一方で、気になる点もいくつかありました。
- 価格: 他のポータブルHDDに比べて、やや高めです。
- USB Type-Aのみ: USB Type-CポートしかないPCでは、変換アダプタが必要です。
- アクセスランプ: 動作状況を示すアクセスランプが、やや小さく見えにくいです。
これらの点を考慮した上で、TS2TSJ25M3Sがおすすめなのは、以下のような方です。
- 頻繁にHDDを持ち運ぶ方: 耐衝撃性能は、持ち運び時の安心感につながります。
- 大切なデータを保存したい方: 衝撃からデータを守りたいというニーズに合っています。
- 大容量のデータを扱う方: 2TBの容量があれば、たくさんのデータを保存できます。
- 高速なデータ転送を求める方: USB3.1対応なので、ストレスなくデータ転送できます。
逆に、以下のような方には、他のポータブルHDDの方が良いかもしれません。
- 価格を重視する方: より安価なポータブルHDDもたくさんあります。
- USB Type-Cポートしか持っていない方: USB Type-C対応のポータブルHDDを選ぶか、変換アダプタを用意する必要があります。
結論として、トランセンド TS2TSJ25M3Sは、耐衝撃性能、大容量、高速転送を兼ね備えた、優れたポータブルHDDです。
多少価格は高めですが、大切なデータを守りたい、頻繁に持ち運びたいという方には、非常におすすめできる製品だと思います。
購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後に、購入前に確認しておきたいポイントをまとめました。
- PCのインターフェース: USB Type-Aポートがあるか確認しましょう。
- 必要な容量: 2TBで足りるか、不足する場合は、より大容量のモデルを検討しましょう。
- 予算: 他のポータブルHDDと比較して、予算に合うか確認しましょう。
これらのポイントを踏まえて、自分にぴったりのポータブルHDDを見つけてくださいね。
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