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オリンパスMC-20(2倍テレコン)徹底検証!マイクロフォーサーズの表現力が劇的進化、というテーマでお届けします。
今回は、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 2倍 テレコンバーター MC-20 を徹底的に検証し、マイクロフォーサーズシステムの表現力をどれだけ進化させられるのか、詳しくレビューしていきます。
マイクロフォーサーズユーザーの皆様、特に望遠撮影をされる方にとって、このMC-20は非常に気になるアイテムではないでしょうか。
私も実際に使ってみて、その性能に驚かされました。
この記事では、MC-20のメリット・デメリット、実際の使用感、作例写真などを交えながら、購入を検討されている方の参考になるよう、詳しく解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。
MC-20とは?
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 2倍 テレコンバーター MC-20は、マイクロフォーサーズ規格のレンズに取り付けることで、焦点距離を2倍に拡大できるテレコンバーターです。
つまり、300mmのレンズに取り付ければ、600mm相当の超望遠レンズとして使用できるのです。
これにより、これまで手の届かなかった遠くの被写体を、より大きく捉えることが可能になります。
MC-20の主な特徴
- 焦点距離を2倍に拡大
- 小型軽量で持ち運びやすい
- 防塵防滴性能
- 対応レンズとの組み合わせで高画質を実現
- テレコンバーター装着時もAFが利用可能
MC-20を使うメリット
- 超望遠撮影が手軽に楽しめる: 高価な超望遠レンズを購入しなくても、手持ちのレンズにMC-20を取り付けるだけで、超望遠撮影が可能になります。
- 機材の軽量化: 超望遠レンズは大きく重いものが多いですが、MC-20と組み合わせることで、比較的軽量なシステムで超望遠撮影ができます。
- 表現の幅が広がる: 野鳥、スポーツ、風景など、遠くの被写体をより大きく捉えることで、写真表現の幅が広がります。
- 既存レンズの有効活用: 今まで使っていたレンズを有効活用できるため、新たなレンズへの投資を抑えられます。
MC-20を使うデメリット
- 画質の低下: テレコンバーターを使用すると、一般的に画質が低下する傾向があります。
- 開放F値が暗くなる: 2倍テレコンバーターの場合、開放F値が2段暗くなります。例えば、F2.8のレンズに取り付けると、F5.6になります。
- 対応レンズが限られる: MC-20は、すべてのマイクロフォーサーズレンズに対応しているわけではありません。事前に対応レンズを確認する必要があります。
実際にMC-20を使ってみた感想
実際にMC-20を使ってみて、まず驚いたのはそのコンパクトさです。
これだけ小型軽量であれば、気軽に持ち運べます。
また、防塵防滴性能も備わっているので、アウトドアでの撮影でも安心して使用できます。
画質については、確かにテレコンバーターを使用すると、若干の画質低下は見られます。
しかし、最新のレンズと組み合わせることで、十分実用的な画質を維持できます。
特に、オリンパスのPROレンズとの相性は抜群です。
開放F値が暗くなる点については、ISO感度を上げるなどの工夫が必要になります。
しかし、マイクロフォーサーズは高感度性能も優れているため、そこまで大きな問題にはならないでしょう。
AF性能については、テレコンバーター装着時も問題なく動作しました。
動きの速い被写体でも、しっかりとピントを合わせることができます。
MC-20の活用シーン
- 野鳥撮影: 野鳥を大きく捉えることができます。
- スポーツ撮影: 遠くの選手をアップで撮影できます。
- 風景撮影: 遠くの山々をより大きく捉えることができます。
- 運動会や発表会: 我が子の勇姿を間近で捉えられます。
MC-20と相性の良いレンズ
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
これらのレンズとMC-20を組み合わせることで、非常に高い描写力を実現できます。
MC-20を購入する前に確認すべきこと
- 対応レンズ: お持ちのレンズがMC-20に対応しているか確認しましょう。
- 画質: テレコンバーターを使用すると、画質が低下する可能性があることを理解しておきましょう。
- 開放F値: 開放F値が暗くなることを考慮して、ISO感度やシャッタースピードの設定を調整しましょう。
まとめ
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 2倍 テレコンバーター MC-20は、マイクロフォーサーズシステムの表現力を大きく進化させる、非常に魅力的なアイテムです。
超望遠撮影を手軽に楽しみたい方、機材を軽量化したい方、表現の幅を広げたい方におすすめです。
購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考に、ご自身の撮影スタイルに合ったレンズとの組み合わせを検討してみてください。
きっと、新たな写真の可能性が開けるはずです。
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