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サンワサプライ製HDMIエクステンダー「VGA-EXWHD9」を徹底検証!長距離ワイヤレスの真価に迫ります。
今回は、サンワサプライのHDMIエクステンダー、VGA-EXWHD9を実際に使ってみて、その実力を徹底的にレビューします。
長距離のHDMIワイヤレス伝送は本当に便利なのか? 画質や安定性は? 設定は簡単なのか? 気になるポイントを詳しく解説していきます。
VGA-EXWHD9は、HDMI信号をワイヤレスで延長できる便利なアイテムです。
送信機と受信機のセットで、最大50mまで延長可能。
例えば、プレゼンテーションでPCから離れた場所にプロジェクターを設置したり、リビングのBlu-rayレコーダーの映像を別の部屋のテレビで見たりと、様々なシーンで活躍します。
箱を開けてまず驚くのは、そのコンパクトさ。
送信機も受信機も非常に軽量で、設置場所を選びません。
これなら、配線に悩むことなく、スマートに設置できそうです。
まずは、VGA-EXWHD9の主な特徴を箇条書きでご紹介します。
- 最大50mのワイヤレス伝送が可能
- フルHD(1920×1080)に対応
- HDCP(著作権保護)に対応
- 簡単設定(ドライバー不要)
- 軽量・コンパクト設計
実際にVGA-EXWHD9を設置してみましょう。
設定は非常に簡単で、特別な知識は必要ありません。
- 送信機と受信機に電源を接続
- 送信機にHDMIケーブルで映像出力機器(PC、Blu-rayレコーダーなど)を接続
- 受信機にHDMIケーブルで映像表示機器(テレビ、プロジェクターなど)を接続
これだけで、準備完了です。
あとは、送信機と受信機の電源を入れるだけで、自動的に接続されます。
もし接続されない場合は、ペアリングボタンを押すことで簡単に接続できます。
実際に映像を伝送してみた感想ですが、画質は非常にクリアです。
フルHDの映像も、劣化を感じることなく楽しむことができました。
ただし、環境によっては、若干の遅延が発生する場合があります。
特に、無線LANなどの電波干渉を受けやすい場所では、注意が必要です。
VGA-EXWHD9を使用する上でのメリットをまとめます。
- 配線が不要になるため、部屋がスッキリする
- 離れた場所にある機器同士を接続できる
- 設置場所の自由度が高まる
- プレゼンテーションやホームシアターなど、様々な用途に使える
一方で、デメリットもいくつかあります。
- 無線環境によっては、遅延が発生する可能性がある
- 価格がやや高め
- 電源が必要
VGA-EXWHD9は、以下のような方におすすめです。
- 配線をスッキリさせたい方
- 離れた場所にある機器同士を接続したい方
- プレゼンテーションでワイヤレス環境を構築したい方
- ホームシアターで手軽にワイヤレス化したい方
逆に、以下のような方には、あまりおすすめできません。
- 常に安定した映像を求める方
- 遅延を極力避けたい方
- 予算を抑えたい方
VGA-EXWHD9は、ワイヤレスでHDMI信号を延長できる便利なアイテムですが、完璧ではありません。
環境によっては遅延が発生する可能性もありますし、価格もやや高めです。
しかし、配線の煩わしさから解放され、設置場所の自由度が高まるというメリットは非常に大きいです。
ご自身の環境や用途に合わせて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、VGA-EXWHD9を使う上での注意点をいくつかご紹介します。
- 送信機と受信機の間には、障害物がない方が安定した伝送が可能です。
- 無線LANなどの電波干渉を受けやすい場所では、設置場所を工夫してください。
- 長距離伝送する場合は、画質が劣化する可能性があります。
- HDCPに対応していない機器では、映像が表示されない場合があります。
これらの点に注意して、VGA-EXWHD9を快適に活用してください。
今回のレビューが、あなたのHDMIエクステンダー選びの参考になれば幸いです。
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