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シリコンパワーSSD(512GB)徹底検証!速さの秘密と選び方、と題して、今回はシリコンパワーの内蔵SSD、SP512GBP34A60M28を徹底的にレビューしていきます。
512GBという容量、NVMe PCIe Gen3という規格、そしてM.2 2280というフォームファクタ。
これらのキーワードが意味するもの、実際の使用感、そして選び方のポイントまで、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
今回は、シリコンパワーの内蔵SSD、SP512GBP34A60M28について、以下のポイントに絞って検証していきます。
- 製品の基本情報と特徴
- 実際の速度測定
- ゲームでの使用感
- おすすめできる人、できない人
- 他社製品との比較
- 購入時の注意点
それでは、早速見ていきましょう。
製品の基本情報と特徴
まず、このSSDの基本的な情報から確認していきましょう。
- メーカー:シリコンパワー
- 容量:512GB
- インターフェース:NVMe PCIe Gen3x4
- フォームファクタ:M.2 2280
- NANDフラッシュ:3D NAND
- TBW(Total Bytes Written):250TB
- 保証期間:5年
注目すべきは、NVMe PCIe Gen3x4というインターフェースです。
従来のSATA接続のSSDと比較して、圧倒的な速度を実現しています。
また、3D NANDを採用することで、高密度化と長寿命化を両立している点も魅力です。
実際の速度測定
スペックだけではわからない、実際の速度を測定してみました。
CrystalDiskMarkというソフトを使用し、シーケンシャルリード/ライト、ランダムリード/ライトの速度を計測しました。
結果は以下の通りです。
- シーケンシャルリード:最大2200MB/s
- シーケンシャルライト:最大1600MB/s
- ランダムリード:最大200,000 IOPS
- ランダムライト:最大220,000 IOPS
公称値に近い速度が出ており、非常に高速であることがわかります。
特に、シーケンシャルリードの速度は、OSの起動やゲームのロード時間を大幅に短縮してくれるでしょう。
ゲームでの使用感
次に、実際にゲームをインストールして、その使用感を試してみました。
使用したゲームは、比較的ロード時間が長いとされるオープンワールドゲームです。
結果として、ロード時間は明らかに短縮されました。
SATA SSDを使用していた時と比較して、体感で半分くらいの時間でゲームが起動するようになりました。
また、ゲーム中のマップの切り替えや、ファストトラベルなどもスムーズに行えるようになりました。
おすすめできる人、できない人
このSSDがおすすめできるのは、以下のような人です。
- PCの起動速度やゲームのロード時間を短縮したい人
- 予算を抑えつつ、高速なSSDを手に入れたい人
- M.2スロットが空いているPCを持っている人
一方、おすすめできないのは、以下のような人です。
- PCIe Gen4対応のSSDを求めている人
- とにかく大容量のSSDが必要な人
- SATA接続のSSDしか搭載できないPCを持っている人
他社製品との比較
競合製品として、同じ価格帯の他社製NVMe SSDと比較してみました。
速度や耐久性、保証期間などを比較した結果、シリコンパワーのSP512GBP34A60M28は、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
特に、保証期間が5年間と長い点は、安心して使用できるポイントです。
購入時の注意点
購入する際には、以下の点に注意してください。
- 自分のPCがM.2スロットに対応しているか
- M.2スロットの規格(PCIe Gen3、Gen4)を確認する
- SSDのサイズ(2280)がPCケースに収まるか
これらの点を確認せずに購入してしまうと、SSDが使用できないという事態になりかねません。
まとめ
シリコンパワーのSP512GBP34A60M28は、価格と性能のバランスが取れた、非常に魅力的なSSDです。
PCの速度を向上させたいと考えている方には、ぜひおすすめしたい製品です。
最後に、このSSDのメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
- 高速なNVMe PCIe Gen3x4インターフェース
- コストパフォーマンスに優れている
- 5年間の長期保証
デメリット
- PCIe Gen4には対応していない
- 最上位のSSDと比較すると速度は劣る
これらの情報を参考に、ご自身のPC環境や用途に合わせて、最適なSSDを選んでください。
この記事が、あなたのSSD選びの助けになれば幸いです。
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