DiskStation DS223j徹底検証！旧型NASからの乗り換えはアリ？

DiskStation DS223j、気になりますよね！
私も旧型NASからの乗り換えを検討していたので、徹底的に検証してみました。

この記事では、DS223jを実際に使ってみた感想や、旧型NASからの乗り換えはアリなのか？という疑問にお答えします。
NAS初心者の方にもわかりやすく、DS223jの魅力をお伝えできればと思います。

まず、DS223jの基本情報から見ていきましょう。

DiskStation DS223jとは？

Synology（シノロジー）社製のNAS（Network Attached Storage）キットです。
HDD（ハードディスクドライブ）を別途用意して、自分で組み込む必要があります。

2ベイなので、最大2台のHDDを搭載可能。
1GbE（ギガビットイーサネット）に対応しており、家庭内ネットワークでのデータ共有に最適です。

SynologyのNASには様々なシリーズがありますが、DS223jは「Jシリーズ」に属します。
Jシリーズは、個人利用や小規模オフィス向けのエントリーモデルという位置づけです。

DS223jの主な特徴

旧型NASからの乗り換えを検討する理由

私もそうでしたが、旧型NASを使っていると、こんな不満が出てくることがあります。

DS223jは、これらの不満を解消してくれるのでしょうか？
実際に使ってみて感じた、メリット・デメリットをご紹介します。

DS223jのメリット

動作が速い: 旧型NASと比べて、ファイルの読み書き速度が大幅に向上しました。特に、写真や動画などの大きなファイルを扱う際に、その差を実感できます。
インターフェースが使いやすい: Synology独自のオペレーティングシステム「DSM（DiskStation Manager）」は、非常に直感的で使いやすいです。初心者でも迷うことなく、各種設定を行うことができます。
豊富な機能: DSMには、ファイル共有、バックアップ、メディアサーバー、クラウドストレージ連携など、様々な機能が搭載されています。App Storeのような「パッケージセンター」から、必要なアプリをインストールして機能を拡張することも可能です。
スマホアプリが便利: Synologyのスマホアプリを使えば、外出先からでもNASにアクセスできます。写真や動画を閲覧したり、ファイルをダウンロードしたり、バックアップしたり、様々な操作が可能です。
静音性: ファンノイズはほとんど気になりません。寝室に置いても、睡眠を妨げることはないでしょう。

DS223jのデメリット

CPU性能: 高度な処理を行うには、CPU性能がやや物足りないかもしれません。例えば、動画のトランスコード（形式変換）など、負荷の高い処理には時間がかかることがあります。
メモリ容量: メモリ容量が少ないため、多数のアプリを同時に起動すると、動作が遅くなることがあります。
1GbE: 10GbEには対応していません。高速なデータ転送が必要な場合は、上位モデルを検討する必要があります。
HDDは別売り: HDDが付属していないため、別途購入する必要があります。

DS223jはどんな人におすすめ？